被災地の現状
昨日に引続き今日も仙台です。
今日は日曜日なので、東京入り前の時間を使いレンタカーで被災地をまわってきました。
時間も限りがあったので、南三陸~石巻の海岸沿いをまわりました。
高速を使い南三陸まで!
山道を走っていたら震災の影響が嘘のように思えました。
が、山道を通り越し海に出るくらいに景色が一変しました。
まず驚いたのは、周りの木々が津波の高さくらいでなぎ倒されており
その付近の松の木は枯れ果ててました。。。
そして海岸沿いに近づくにつれ、破壊されて残った家など建物が目に入りました。
残ってる建物以外は荒れた更地になってます。
そして、目的地である南三陸防災センターに辿り着きました。
この辺りはまだまだ建物の解体が進んでおらず、病院の2階部分に
船が乗っていたり、被害を受けた建物がたくさん残ってます。
防災センターには沢山の見学者が来ており、皆さん手を合わせてました。
もちろん私も手を合わした後、じっくりと建物を見てたんですが、テレビ何度も放映されていた
自分の命を犠牲にし避難するように何度も何度もアナウンスしていた女性の声が聞こえて来る様で、
一気に胸に込み上げてき涙が。。。
周りの状況を見ていても凄まじい恐怖心と何とも言えない感じるものがありました。
そして石巻方面へ海岸線を走っていると海沿いは至る所で同じ光景が続きました。
やがて石巻に到着すると廃棄処分されるはずの車が山積みに・・・恐ろしい数でした。
高台にある日和山公園からの景色をみたんですが、開いた口がふさがりません。。
以前の写真と比べると、街のほとんどが流されたりで変り果ててました。
お墓も倒れまくり、建物も酷い状態で残ってました。
今回被災地をまわることで、自然の驚異をまざまざと感じました。
そして、1年3ヶ月経った今でもまだまだ復興は進んでない事を実感しました。
今日は映像ではなく現地に行き、肌で状況を感じたお蔭で
今後の自分自身の考えも大きく変わりました。
このブログを見た方がいたらお願いです。
被災地はまだまだ支援しないといけない状況です。
方法は色々とあると思いますが、何か協力して頂けたらと想います。
最後に、地震や津波で犠牲になられた方の御冥福を祈り、今日は終わりにします。